ほとんどの洋服の生地は2つの作り方に分けられます。(正確には3つだけどややこしいので・・・)



「織り物」か「編み物 」か・・・



「織り物」は縦と横の糸を直角に交差させて織り上げた生地。


はた織り機 のイメージ。


もちろんデニムは「織り物」。



「編み物」は1本または複数の糸をループ状に引っ掛けて 編んだもの。


縦横に伸縮がある。ニットともいいます。


セーターはもちろん、Tシャツなんかも「編み物(ニット)」。





さて・・・




ここ数年「ニットデニム」なんていう物が出回りだしました。


見た目はデニムそのもの。


穿くとジャージみたいに縦横伸縮がある。





これ、「織り物?」「編み物?」どっちやねん!





一般の方にはどっちでもいいことなんだけど、業界ではこれが出た時には衝撃でした。



「スゴイ!!画期的!!」


という声がある一方


「こんなのジーンズじゃない!!」


っていう声があったのも事実・・・


事実、発売当初は生地がすぐに伸びてしまったりという面もありましたが、最近はさらに改良が進み生地の安定性も増しています。


さらに、リアルなユーズド加工ができるようになり、パッと見はデニムと見分けがつかない物も多くなってきました。


 




最初の疑問「これは織り物か編み物か・・・」


正解は「編み物」 です。


「ニットデニム」 なんて呼ぶから紛らわしい!


正しくは「インディゴニット」 


インディゴ染めされた糸を編み上げたニット素材でできたジーンズ。


インディゴ染めのニット自体は綿セーターなどでもありましたが、表面がデニムのように見える編み方と加工に耐える強度を持った素材は画期的でした。


ということでこれは「デニム」とはまったくの別物。


分類で言ったらは魚類と哺乳類くらい違うので、インディゴニットはさしづめイルカかクジラってとこでしょうか・・・


有名なところではエドウィンのジャージーズやラディーバ。ディーゼルのジョグジーンズなんかがそうです。


どこも圧倒的な穿きやすさを売りにしています。


それはそうです。ニットなんだから^^







ここまでが長〜〜〜い前置きです(笑)








そんなインディゴニットのパンツがデニムマンにもあります!



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このところイベントで出していると、男女問わず手にとられるので、これはいっぺんご紹介しておかなければと思いまして・・・




「エイジレス」「ジャンルレス」なデザインが人気の「H.A.K.U.(ハク)」から発売されたインディゴニットのクライミングパンツです。


これがなかなかカッコイイ!!


腰回りはゆとりがあり、膝下はすっきりしています。


加工感もいい具合。


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フラップ付きで大型の前ポケット部分は布帛(織物)の異素材が使われていて、アクセントになっています。


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蛍光色のタブもいいアクセント




クライミングパンツらしいベルト付き。


ベルトの端には「H.A.K.U」のネームが貼られています。



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裾は後ろ側だけが写真のようなリブになっています。


流行の裾を絞ったジョガータイプですが、前から見るとリブが見えないのでスウェットパンツっぽさはありません。



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これは裾の後ろ側





とにかくデザインがカッコイイです。



しかも穿き心地はスウェットパンツ並み。





デザイン推しか素材推しかって考えると・・・・



両方いいです!! 



只今絶賛発売中!^^



ぜひ試着してみてください!



H.A.K.U. HK0011 R5
素材・成分:綿56% ポリエステル35% ポリウレタン9%
Size : S.M.L
price : 11000円+税