野菜高いですね

家計も飲食店も大変です






jpg-large







物の値段はどうやって決まるのか


一般的に『定価』と言われるものは、原料や人件費や流通コストや生産者・仲介業者の利益が加味されて決まる。


しかし多くの場合『実売価格(実際に売買される価格)』は需要と供給のバランスで決まる。


野菜が高いのは野菜が採れないから。


少ない野菜に消費者が集まるから値段が上がる。


決して品質が良いから高いわけではない。


むしろたくさん野菜が採れて安い時の方が品質はいい場合が多い。







一番身近な経済学


だれでも知ってることだ。






物が「高い」「安い」という感覚には個人差がある。


1個1000万円の壺を「高い」と感じる人もいれば「安い」と感じる人もいる。


それを左右する要素の一つは所得。


金持ちかそうでないか。


単純なことだ。


もう一つはその物に対する価値観と知識。


嗜好性が強い物ほど大きな差がでる。


その壺の価値を知る人と知らない人とでは大きな差だ。







近年アパレル業界ではまったく良い話を聞かない。


あっ!仮装通貨バブルの話があった (その話はまた機会があれば・・あんまり興味ないけど・・)




ほとんどのアパレル関連会社が前年割れを続けている。


野菜の例で言えば供給過多なのだろう。


「服が足りない!」なんて話は聞いたことがない。
 

本来設定した『定価』よりも安くしないと売れない状態が慢性化し、売る側も買う側も本来あるべき姿を忘れてしまった。


消費者も、すぐにセールになるなら『定価』で買うのはバカらしいと感じ、店は売れないからセールにするという悪循環。


加えて安くて品質の良い物も世の中にはたくさんあるので買う側に不自由はない。


少々の「つまらなさ」を我慢すれば (それも人によるが) 着るものに困ることはない。







1000万円の壺は極端だが、1万円のジーンズも「高い」と感じる人もいれば「安い」と感じる人もいる。


1000万円の壺を売るには、まずその価値を知ってもらう必要がある。


「なるほどそんなに価値のあるものならその金額になるわけだ・・・」と理解してもらうことが必須。


買う買わないはそれからの話だ。


1万円のジーンズも同じ。


なぜ1万円なのか、5千円のジーンズとどこが違うのか、それはあなたに必要な価値なのか・・・ちゃんと知ってもらう必要がある。


買う買わないはそれからだ。





もう一つ大切なこと


1000万円の壺は信頼出来る人 (店)からしか買わない (買えないけど)


騙されたら一大事だ!


信頼を得ることは物を売る以前に大切なことなのだ。


「人」「店(看板)」「ブランド」・・・信頼の形はいろいろある。


それは1万円のジーンズを買うのも同じこと。


しかし実際には売るための「嘘」や「不誠実」が少なくない。


ナンチャラ偽装などはいうまでもないが、「法に触れなければ・・・」「消費者にわからなければ・・・」のような不誠実はどの業界にもある。


残念なことだ。












伝える努力、信頼を得る努力を怠れば、物は売れない。

あとは価格を下げるしか手がなくなる。









話はシンプル!三択なのだ!


1、他に無い物を売るか・・・


2、信頼を得て価値を伝える努力をし続けるか・・・


3、値段を下げるか・・・


3だけは選ばないけどww








野菜の値段


早く落ち着いてほしいね





 



明日2月18日(日)は伊勢原 洋品百貨YAMATOYA

ISEFORNIA MARKET に出店します。

お時間ございましたらぜひ♬


27710301_2261394800553374_3789087367521660604_o







******************       
Denimman / デニムマン       
新倉 健一郎       
Tell:080-4200-1026       
Mail:denimman50@gmail.com       
ホームページ: http://denimman.jimdo.com       
Facebookページ: Denimman / デニムマン        
******************